北京に行って その1




北京へ行ってきた。初の中国で、楽しみだったけど、そう多くは期待していなかった。
なにしろ格安のツアーだし、私好みのものがあると思わなかったから。
予想を裏切って、エネルギッシュな街にすっかり魅せられてしまった。
さすがに中国人の押しの強さや気迫に、少し戸惑ったけれど、
慣れてしまえばどうということもなかった。
ふしぎなことに、どこへ行っても、中国人だと思われた。
中国語を理解していないことがわかると、「えっっっっっ!!!」
「なにじん!?」とオーバーに驚かれた。
中国人だと思われるほうが、なにかと便利だし、
同化してるのだったら、なおのこと都合がいい。
それで北京にいる間は、言葉少なめ、でいた。
北京を訪れてのいちばんの収穫は、アジア人であって良かったと思えるようになったこと。
中国の長い歴史の中で生まれた美しいものが、朝鮮半島を経て、
島国の日本に来て、変化し、根付いて、人の中に流れている。
たぶん同じ空気を身にまとっているのだろう。
だから同化できるし、心地よいし、安心感を覚える。
わたしは、たまたま日本に生まれたアジア人で、たまたま1978年のことだった。
その事実は替えようがないけど、これまでそれを受け入れていなかったように思う。
歳だって、認めたくない心理も手伝って、遠くに追いやっていた。
でも、これでいいんだと、はっきりした。
アジア人で、いまは日本の東京に住んでいて、31歳で。
« Fan! | トップページ | 北京に行って その2 »



























コメント